代表からの挨拶

 

 

特定非営利活動法人 よこはま地域福祉研究センター
理事長  豊田 宗裕

 

物事の実施においては、よく「3年目は節目の年」という言葉を耳にいたしますが、当センターにとってもまさに2015年度は「大きな節目の年」であったのではないかと振り返っております。また同時に私自身にとっても、当センターとの出会いがあった2015年という年は、自身のこれからの歩みとしてたいへん「大きな節目の年」であったと思い返しております。

ご挨拶が遅くなりましたが、2015年度途中より本センターのプロジェクトに参加させて頂きながら、2016年度より新たに法人の運営もお手伝いをさせて頂くことになりました。今後ともよろしくお願いいたします。

2015年度が始まり、まさに様々なプロジェクトがこれから佳境を迎えていくという矢先に、前理事長泉さんの訃報が突然飛び込んで参りました。泉さんとは横浜市の委員会や地元戸塚区での活動を通じて、市民セクターの時代からこれまで幾度となく様々なお話をさせて頂きましたが、余りにも突然の知らせに大きなショックを隠せませんでした。ちょうどその頃、研修プロジェクトへの参加のお声かけを頂き、研修の打ち合わせをする中で、法人運営のお手伝いについてもお誘いを受け、そのまま役員としてお仲間に入れて頂くことになりました。加えて右も左も解らぬままに、泉前理事長の後釜としての大役を仰せつかることにもなりました。自分でよろしいのか解らぬところですが、皆さんのお力を借りて、新しい取り組みを進めていければと考えております。引き続きのご指導、どうぞよろしくお願いいたします。

さて、近年の社会福祉課題は非常に幅広くまた複雑なものに拡大しており、様々な分野の知識とその分野との連携なしには効果的な問題解決には至らない(そもそも解決することが難しい)ものになってきていると、改めて実感しているところです。そんな中、特に地域福祉の視点から課題解決を考えた場合、その問題の根本がどのようなものであり、また何故そのような問題を引き起こしているのかをその地域の環境や人間のつながりとともに考え、そこに積極的に関わっていくことが求められていると考えます。当センターがこれからの事業運営で大切にしなければならないのは、正にこうした様々な環境や人々との積極的な関わりや連携ということであり、こうした方々とどのように協働し事業を実施するか、というセンターの方針を明確にしていくことではないかと思います。そのためにも、センターの内外において運営に関わる職員が柔軟で幅広い視点を絶えず持ち続けることが必要であり、それぞれの職員が事業のマネジメント力を高めていくことが一層必要とされるでしょう。

2016年度は、これまでの3年間の実績を踏まえて新しい分野にも積極的に事業展開を図っていくと共に、社会貢献につながる実践を目指して参ります。皆様方のご支援を、重ねてお願い申しあげます。 

2016年5月