2014 Annual Report 完成しました
2014年度を振り返って
設立2年目。3つのプロジェクトそれぞれが、複数の自主事業を行いました。 それぞれのプロジェクトは共に、福祉・医療の専門職・研究者や学校の先生・市民活動者やPTAの方々など、様々な人や組織の皆さんと共に検討し事業を生み出しています。とても活気があり、初年度に比べて、日常的に事務所がにぎやかになっています。また、外部の団体・機関との協働事業・委託事業も分野や地域に広がりが出てきました。 横浜から発信という意味で名づけた、よこはま地域福祉研究センターですが、市外、また、神奈川県外の依頼を頂くことによって、私たちは多くの地域福祉の情報を得るとともに、事業を通じたネットワークが拡大しています。annual report 2014 前半 annual report 2014 後半
改めて、1年間を振り返ると、様々な新制度や既存の制度改正にみるように、社会福祉情勢は変化し続けていることを実感します。社会保障財源の問題が深刻な一方、個人の暮らしの問題の複合化・重度化・長期化も進んでおり、人の暮らしを支えたり、自立を促進するために、福祉サービスの提供だけでは解決しないことが非常に多くなっています。 福祉を特定の個人や組織のみが考えるのではなく、関心や専門性等の違いを超えて、皆が地域社会の課題に向き合い、自ら考え、改善する機運を高めていく必要があります。 今、地域社会に何が起きているのか? 顕在化した課題を解決するにはどうしたらよいか?私たちは、一層、調査・研究に取り組みつつ、センター内外で、「対話」を広げ、深めていこうとしています。3年目、既に、様々な取り組みがスタートしています。今年も、職員一同、頑張っていきます。どうぞよろしくお願いいたします。センター長 佐塚 玲子