【ご報告】伝わる・動かすファシリテート~視点と体系的手法を学ぶ~(勉強会vol.9)

講師は、日本ファシリテーション協会フェロー 加留部 貴行さん

- 基本的な合意形成の話を改めて確認できた。言葉のもつ力、イメージを再認識させられました。
- 「対話を通じての場作り」は、自分の職場に照らしてみて、最も必要なものと思い、参考になりました。参加動機としては、ファシリテーションの技法を知りたかったからであるが、ベースとなる「支援と自発性」「自分がどう変われば協力してもらえるのか」「情熱をもって伝え共感をえる」など納得することが多くありました。
- 1番印象に残ったことは、1つのイメージを複数人で共有することの難しさです。グループワークの中でお題として出された流れ星の絵を描いたとき、たった4つの要素でも人によって全く書き方が異なることが分かりました。自分の中にあるイメージが周りと違うということには、共有してみなければ中々気付くことができないように思えます。しかし、そのイメージの違いが例えば人間関係に歪をもたらしたり、作業効率を低下させたりするということは大いにありうることだと感じました。反対に、具体的なイメージを共有しようとすることで個性や多様性を押さえつけてしまうのも時には良くないことです。どこまで共通のイメージを持つのかということも難しいなと思いました。
