【11/18、11/25、12/3】どうする?生きづらい国、にっぽんの若者の未来

対 象>このテーマに関心のある方(学生、社会人、こどもや若者の支援に携わる専門職など) 定 員>50名(先着順)/各回 参加費>一般2,000円・学生1,000円(税込)/各回 ※全回受講の場合、一般5000円、学生2500円 後 援>社会福祉法人 神奈川県社会福祉協議会 ・ 社会福祉法人 神奈川県共同募金会・横浜市こども青少年局

お申込み>下記WEBフォームより、お申込みください。 http://yresearch-center.jp/kodomo2016form/

お問合せ>NPO法人 よこはま地域福祉研究センター Email: top@yresearch-center.jp Tel: 045-228-9117(平日9:00-17:00)


第1回 マージナルパーソン化を防ぐ学習支援の役割 11/18(金)  13:00-16:00 さくらworks関内 (JR・市営地下鉄関内駅徒歩 5分) ~現場の調査を続ける教育者からみた実態と課題~ NPO法人 さいたまユースサポートネット 代表理事 青砥 恭(あおと やすし)氏 長年、学習支援を通じて貧困問題に取り組む講師から、日本の貧困の背景・現状・支援の状況と課題など、貧困対策の現状について講演いただき、今後どのようなことが必要なのか、受講者と意見交換を行いながら、方向性を探る。

第1回 青砥 恭氏 NPO法人 さいたまユースサポートネット代表 元埼玉県立高校教諭、明治大学で講師。専門は教育学、教育社会学、教育法学。「子ども・若者と貧困」の課題を研究している。2011 年、特定非営利活動法人さいたまユースサポートネットを設立。さいたま市内で、学生を中心に、居場所のない子どもたちや若者のコミュニティづくりを展開。【主な著書】『ドキュメント高校中退』(ちくま新書 2009)『若者の貧困・居場所・セカンドチャンス』(太郎次郎社エディタス、編著 2015 年)、『ここまで進んだ!格差と貧困』(新日本出版社、共著2016年)

************************* 第2回 「希望って何ですか?」 ~人生の可能性を広げるために必要なこと~ 11/25(金)  13:00-16:00 さくらworks関内 (JR・市営地下鉄関内駅徒歩 5分) 下野新聞デスク 山崎 一洋氏 栃木県の地方紙「下野新聞」は、2014年1月~6月まで連載企画「希望って何ですか 貧困の中のこども」を掲載した。取材を通じて見えてきた、地域におけるこどもの貧困の現状と課題改善の方向性について、そこから見える現代の地域社会に潜在する課題について話を聞く。

第2回 山崎 一洋氏 下野新聞社 編集局社会部 部長代理 宇都宮市出身。1992 年、下野新聞社入社。佐野支局、編集局整理部、政経部経済担当、社会部社会担当などを歴任。2013 年より現職。事件、事故、裁判などを担当するデスクを務める。長期連載「あなたの隣に 発達障害と向き合う」、長期連載「終章を生きる 2025 年超高齢社会」、「希望って何ですか 貧困の中の子ども」をチームの一員として担当。【主な著書】「ルポ・発達障害」下野新聞新書(2012年)「終章を生きる」下野新聞新書(2013年)「貧困の中の子ども」ポプラ新書(2015年)

************************* 第3回 「課題先進国ニッポン」を斬る!~少数派・特別、なんてないんです~ 12/3(土)  9:30-12:30 ウィリング横 6階 (京浜急行 / 市営地下鉄 「上大岡」駅下車 徒歩 3 分) 静岡県立大学 国際関係学部 国際関係学科 教授 津富 宏氏/作家 雨宮 処凛氏/株式会社シェアするココロ 石井 正宏氏/コーディネーター:よこはま地域福祉研究センター 佐塚玲子 【第1部】講 演 「中高生、大学生、働いている若者など、すべての若者が、社会の担い手となりうる社会」「ニート」といわれる若者や、非行を犯した若者など、社会参加に困難を抱える若者が力を発揮できる社会」をつくるため、これからの日本社会に必要なことは何かについて考える。 【第2部】トークセッション 雨宮 処凛氏、津富 宏氏、石井 正宏氏の3人によるトークセッション。さまざまな課題を抱えるニッポンの今、将来について、それぞれの経験、立場から意見を交換し、若者が自分の未来をつかみ取るには何が必要かについて考える。

 第3回 津富 宏氏 静岡県立大学 国際関係学部 国際関係学科 教授  東京大学教養学部卒業。1988 年ウィスコンシン州立大学マディソン校社会学部修士課程卒業。専門分野は、犯罪学、刑事政策、評価研究、青少年支援、社会参加など。人間の知っていることは常に僅かであることを自覚し、その僅かな「知」が、社会で有用にあるように研究を積み上げている。【主な著書】 日本犯罪社会学会(編)津富宏(責任編集)『犯罪者の立ち直りと犯罪者処遇のパラダイムシフト』現代人文社(2011年)

第3回 雨宮 処凛氏  作家・活動家 北海道生まれ。2000年、 自伝的エッセイ『生き地獄天国』でデビュー。以来、「生きづらさ」についての著作を発表する。2006年からは新自由主義のもと、不安定さを強いられる人々「プレカリアート」問題に取り組み、取材、執筆、運動中。メディアなどでも積極的に発言。3.11 以降は脱原発運動にも取り組む。「反貧困ネットワーク」世話人、「週刊金曜日」編集委員、フリーター全般労働組合組合員、「こわれ者の祭典」名誉会長、公正な税制を求める市民連絡会」共同代表。

第3回 石井 正宏氏 株式会社シェアするココロ 代表取締役 NPO 法人青少年自立援助センターにて、保護者相談や全国のひきこもり青年の家庭訪問等を責任者として10年間勤め、平成 21年に㈱シェアするココロを設立。平成 25年度、内閣府「困難を有する子ども・若者及びその他家族に対する支援の在り方に関する調査研究」企画分析委員就任。平成 25~ 26年度、神奈川県立田奈高等学校学校評議員、2016年NPO法人パノラマ設立、学職員研修センター講師等歴任。

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