子ども・若者の育つチカラ・生きるチカラを地域でエンパワ!
傾けよう!子ども・若者の声に!
みんなで創ろう!人が輝く社会を!
~子ども×若者×大人=元気に育ち!生きる!関係…どうしてる!?~
〈2024年度キリン福祉財団助成事業〉
幸せな社会の実現のためには、未来を担う子ども・若者を社会の構成員として認め、当事者の意見が尊重されなければなりません。しかし現実には様々な困難をかかえ、孤立し、声をあげることができない子ども・若者が多く存在しています。
本セミナーでは、生きづらさを抱え、孤立しがちな子ども・若者が増加する中、子ども・若者の「今」を理解し、地域で子ども・若者の育ちや自立を見守り、支える必要性や実際について以下のポイントを中心に、市民・専門職が共に考え、実践につなげます。
●子ども・若者の孤立、貧困(経済・体験・関係性)など育ちと自立が阻まれる実態とその背景にある社会状況の共有
●地域のチカラを子ども・若者支援にどう生かすかを模索
●個々の団体や活動の可能性と限界を知り、必要な社会資源とのネットワークの方法を検討
●子ども・若者のアドボカシーに焦点を当て、彼らが置かれている現状を講師の話から掴み、ゲストからは実際の取組みの中でどのように子ども・若者の声を聴き、活動に生かしているかを報告。
●講師、ゲスト、参加者も共に対話を通して、彼らの幸せの実現に向けての多様な市民の取組みを通して、子ども・若者のアドボカシーが尊重される地域づくりを考える。
チラシPDFはこちら(2024.12.20現在)
実施概要
日時 |
《第1回》2025年1月24日(金)13:30~16:30 ウイリング横浜 901会議室 《第2回》2025年2月12日(水)13:30~16:30 ウイリング横浜 11階多目的室 《第3回》2025年3月3日 (月)13:30~16:30 ウイリング横浜 901会議室
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会場
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ウィリング横浜 (京浜急行・横浜市営地下鉄 徒歩3分 上大岡駅直結)
会場へのアクセスはこちら
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申込締切
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各回とも一週間前までにお申し込みください。 ※ご入金についてのご案内メールが届かない場合はお手数ですが下記担当者までご連絡ください。
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参加費 |
全3回 各 1,000円 (資料代含みます)※単発参加可能です |
問い合わせ先 |
NPO法人 よこはま地域福祉研究センター(担当:沼・横井) Tel:045-228-9117(受付 9:00-17:00)
top@yresearch-center.jp
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お申込の流れ |
下記のリンク、QR コード、URLからお申込みください。 ※お申込み後、入金方法をご案内します。
WEB申込はこちら
https://yresearch-center.jp/kodomowakamono2025
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第1回
1月24日(金) 13:30-16:30
ウィリング横浜 901研修室
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講義:子ども・若者のアドボカシーと育ちの現場を検証する ~子ども・若者の声を聴くということ+社会の今を知るということ~ 「子どもの権利条約」に日本が批准して30年が経過する中、日本は条約が守られていない点があるとの勧告を受けている、その中の1つが「子どもの意見が尊重されていない」という点。 私たちは本当の意味で「子どもの声が聴けているのだろうか?」ヤングケアラーや社会的擁護などの立場から、子どもたちのアドボカシーを考える。
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講師:横浜創英大学 看護学部教授 横山 惠子 氏 看護師、横浜創英大学看護学部教授、専門は精神看護学。精神障害者家族会の活動に関わり、「精神疾患の親をもつ子どもの会(こどもぴあ)」設立を支援、誰もが安心して生活できる地域づくりに貢献できればと思っている。
ゲスト:NPO法人 フェアスタートサポート 吉原 志麻 氏 子どもシェルターボランティアスタッフ、児童養護施設の若者支援に従事、居場所スタッフ、児童養護施設の職員、里親との交流、企業開拓、関係団体との交流を経て、2021年よりNPO法人フェアスタートサポートに入職。社会的養護の若者への就労支援、職員との交流を行い企業へ繋げる役目も担っている。
ゲスト:たまめし食堂 鈴木 裕司 氏 市役所職員。社会福祉士。2024年4月に新設された包括支援係で複合的課題や制度のはざまの方へのケース対応を行う。「こもりびと」支援として、当事者、家族の思い、言葉を聞き、形にすることに務めている。2016年7月から、こども食堂「たまめし食堂」を開始、こどもとその親たちに寄り添う中で見えてきた課題に向き合い、入浴、学習支援と一つひとつ活動を積み重ねている。
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第2回
2月12日(水) 13:30-16:30
ウィリング横浜 11階多目的室
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講義:子ども・若者の成長の可能性は無限大! ~育つために必要な要素って何?対話と参画が生み出す豊かな関係性と生きるチカラ~ 困難を抱えていても、子どもや若者自身が自分たちの住むまちで取組んでみたいことを見つけ、考え、行動することで、地域との様々なつながりが生まれている。それが地域のエネルギーとなり、多世代がつながるまちづくりへと向かう。子ども・若者にとって、地域との出会いと体験の必要性を考える。
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講師:NPO法人 場づくりネット 元島 生氏 長野県上田市の街中で始めた1泊500円で泊まれるやどかりハウスには「家庭」から逃れてくる若い女性が多い。制度や法律など「社会システム」ではその一人も助けられない。その背景には経済活動の為に分断された私たちの生活や、人間としての自信や力を奪われてしまった私たち自身の姿が見え隠れする。そんな中、やどかりハウスを起点としながら、私たちが力を取り戻すための「出会い直し」の場作り“のきした”という活動を続けている。
ゲスト:一般社団法人 多摩区ソーシャルデザインセンター 俵 隆典 氏 地域の活性化を住民とともに行うことを目指す川崎市多摩区ソーシャルデザインセンターを運営。地域に住む大学生、高校生が担い手となる子ども食堂を複数展開、また若者のアイデアでドッチボール講座、かきぞめ教室、多世代カフェなど、多世代を巻き込む活動でまちづくりを進めている。
ゲスト:一般社団法人 かけはし 廣瀬 貴樹 氏 元小学校教員。子どもたちが安心しながら、自分自身を信じる力と自分の可能性を切り拓く力を育み。子どもたちが自然に親しみ、自分らしく生きることができる居場所をつくっていきたいとの想いから、夫婦で小学校教員を辞め、2021年4月にまなべる居場所「かけはし」を設立。
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第3回
3月3日(月) 13:30-16:30
ウィリング横浜 901研修室
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講義:Stop!孤立防止の子ども・若者支援+ 子ども×若者×大人のフレンドリー地域づくり ~進化真っ只中!元気に取り組む多様な子ども・若者支援に学ぼう!~ 地域では、多様な市民、またプロボノと言われる専門性をもった市民が、様々な地社会資源とつながりながら、子ども・若者の孤立を防ぎ、健やかな育ちと自立を支える活動を展開している。第3回はこれらの事例を通して、地域で支援者としてもどのようなつながりが必要か、また多角的な視点から、子ども・若者へアプローチし彼らを支えていくのか、そのヒントを探る。
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講師:ソーシャルワーカー 根本 真紀 氏 社会福祉士。中央省庁に就職するも家族の介護をきっかけに退職し、社会福祉について学びなおす。日本司法支援センター(旧法律扶助協会)、社会福祉協議会、自治体などで低所得者支援の業務に通算10年以上従事。またライフワークとしてもホームレス支援に20年近く携わっている。現在はフリーで複数のNPO団体等の支援者・活動者支援等を行っている。
事例提供者:NPO法人 横浜メンタルサービスネットワーク 鈴木 弘美 氏 精神保健福祉士。様々な理由で社会的に孤立している人々に対して、精神的不健康にならず、誰でも住みやすい地域づくりを目指して2001年に法人を設立。2020年より地域の空き家を利用して、中高生の居場所Irodori、子どもの居場所駄菓子屋カフェを実施。若者のためのキャリア支援、相談、研修などの活動を通し、制度の狭間で生きづらさを抱える人々を支援している。
事例提供者:NPO法人 この子キャリア応援団 上村 公亮 氏 神奈川県立小学校特別支援教育非常勤講師。教員として仕事をする中で「支援したくてもできない、支援を受けたくても声を挙げられない」葛藤を目の当たりにしてきた。継続して子どもを理解し支援し続けたいと思い、2024年特定非営利活動法人この子キャリア応援団を設立。子どもたちのキャリア支援に伴走している。
事例提供者:みんなの居場所☆まんま遊~と 山崎 由恵 氏 大分県出身、南足柄市在住。福祉系の大学を卒業し、神奈川県に福祉職として入庁する。定年退職後、地域の子どもたちにとって「ありのまま」でいられる駄菓子屋を併設した『みんなの居場所⭐︎まんま遊〜と』を開設する。現在、息子と(株)遊Beingを立ち上げ、遊びで地域とつながる『放課後等デイサービスゆう』の開設を準備中。
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