令和7年度 横浜市地域包括支援センター職員研修 基礎編

地域包括支援センターの相談ケースは、多様で複合的な課題を抱えるケースが増加しています。本研修では、横浜市独自施設である地域ケアプラザ等の包括職員として「人と環境に対する統合的視点を持ち、適切なインターベンション(介入方法)を用いて、社会システムのあらゆるレベルでエンパワメントする」力や視点を身につけ、個人的・環境的構造の両面において解決策を追求するジェネラリストソーシャルワークの実践力を高めていきます。

   
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研修概要 

主対象者 概ね経験年数1年未満で、令和6年度の横浜市地域包括支援センター職員研修基礎編を未受講の横浜市地域包括支援センターに所属する職員(社会福祉士・主任ケアマネジャー・保健師等)
実施目的 ① 横浜市地域ケアプラザと地域包括支援センターの意義と役割
② 総合相談と地域包括ケアの意味と実践法の理解
③ 社会福祉基礎構造改革以降の社会福祉の検証
④ 生きづらさを抱える当事者支援とアドボカシー
④ ケアプラザ内外のネットワーク構築と活用の必要性と具体的実践方法
⑤ 地域共生社会を目指した包括的支援体制整備の方法の理解
日時・会場

第1回 5/28(水)13:30-17:00 ウィリング横浜 12階 122-123研修室
第2回 6/23(月)13:30-17:00 ウィリング横浜 12階 122-123研修室
第3回 7/16(水)13:30-17:00 ウィリング横浜 12 階 122-123研修室
第4回 8/ 6 (水)13:30-17:00 ウィリング横浜 12 階 121-122研修室
第5回 8/29(金) 9:30-17:00 ウィリング横浜 12 階   122-123研修室
◇ウィリング横浜
横浜市港南区上大岡西1丁目6-1
ゆめおおおかオフィスタワー内
京浜急行 / 横浜市営地下鉄 「上大岡」駅 徒歩 3 分
→会場アクセスはこちら https://www.yokohamashakyo.jp/willing/access
※会場が変更となる場合があります。事前にHPでご確認の上、お越しください。

定員 各回100名
締切 5/21(水)
( 定員に達しない場合は、締切後も随時募集致しますので、事務局へお問合せください)
受講料 無料
問い合わせ先 特定非営利活動法人 よこはま地域福祉研究センター(担当:松本・武田・中澤)
Tel:045-228-9117(受付 9:00-17:00) 横浜市中区住吉町2-17 金井ビル201号
プレワーク

受講前に、地域包括支援センター業務に関する自らの現状についてwebフォームにてプレワークをご提出ください(必須)。
※受講通知メールとともに、プレワークのURLをお送りします。

第1回 5/28(水)13:30-17:00 ウィリング横浜 12階 122-123研修室

横浜市地域ケアプラザと地域包括支援センターの意義と役割
地域ケアプラザの目的・役割を理解し、強みを活かした取組を学ぶ
講師:
健康福祉局 高齢在宅支援課・健康福祉局 地域支援課

横浜市地域包括支援センターの実践(市内ケアプラザ・地域包括支援センターの実践紹介)
・横浜市地域包括支援センターの取り組みを知る
・包括3職種の先輩職員からの実践報告
・ 質疑応答(対話)

実践報告者:二ツ橋地域ケアプラザ 所長   星野 亮 氏
      能見台地域ケアプラザ 主任ケアマネジャー    玉置 亜津子 氏
      今宿西地域ケアプラザ 社会福祉士    米良 重人 氏
      駒岡地域ケアプラザ 保健師    阿部  舞 氏
コーディネーター:NPO法人よこはま地域福祉研究センター センター長   佐塚  玲子

第2回 6/23(月)13:30-17:00 ウィリング横浜 12階 122-123研修室

社会福祉基礎構造改革以降の社会福祉の転換期を迎えて
社会保障システムの構造について理解し、時代の変化に伴い、これからの地域社会にはどのようなアプローチが必要か?あらゆる市民を対象とした市民参画による社会形成を行う必要性や制度の狭間・地域コミュニティからこぼれ落ちる当事者支援の必要性について問う。

講師:
東京大学 大学院教育学研究科   教授 
仁平 典宏 氏

    
第3回 /16(水)13:30-17:00 ウィリング横浜 12階 122-123研修室

地域包括支援センターが推進する権利擁護(アドボカシー)の実践
複雑多様な個別課題に向き合う包括職員が「アドボカシー」を適切に理解することは包括職員には非常に重要である。アドボカシーには「救済型支援」「基本的支援」の2つがあることや当事者が主体的に生きるためには「意思形成⇒意思表明⇒意志実現」のステップが必要であり、時にこうしたプロセスに支援が必要なことを解説し、支援困難事例対応へのヒントを得る。

 講師:
武庫川女子大学  心理・社会福祉学部 准教授 
増田   和高 氏

第4回 8/6(水)13:30-17:00 ウィリング横浜 12階 121-122研修室

「高齢者の疾患の基礎知識/介護予防ケアマネジメントと介護予防の必要性」
地域で高齢者の健康維持・介護予防のために何が必要なのか・「栄養・運動・社会参加」等の社会教育の具体的な進め方も解説。制度からこぼれ落ち、サービスに繋がらない中高年から高齢者について、社会参画をうながす、身近な地域における最新の支援の在り方についても学ぶ。

講師:
東京都健康長寿医療センター研究所 社会参加と地域保健研究チーム
東京都介護予防・フレイル予防推進支援センター 藤原 佳典 氏

第5回 8/29(金)9:30-17:00 ウィリング横浜 12階 122-123研修室

総合相談の役割と実践法・地域包括ケアの実践
人々の「生活」を支援する対人援助職であるために、どのような姿勢・スキルを有する必要があるか。相談支援についてはエンパワメントアプローチについての研究・実践方法を、地域包括ケアの実践においては「地域共生社会づくり」を視野に入れたソーシャルワークの技法を学ぶ。

講師:
花園大学  社会福祉学部  教授 
福富   昌城 氏


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・全回受講が望ましいですが、諸事情により欠席の場合は、事前にご連絡ください。

お申込み:NPO法人よこはま地域福祉研究センター

WEB申込フォーム  

https://yresearch-center.jp/r7houkatsukiso/

Eメール〉houkatsu☆yresearch-center.jp
(☆を@に変えてお送りください)
担当:松本・武田・中澤

 WEB申込フォームまたはEメールからお申込みください。
Eメールの場合は、下記の項目を明記の上、上記アドレスまでお送りください。
受講通知とともに、プレワーク(webフォーム)のURLをお送りします。

<必要事項>
  • 1.参加希望日
  • 2.申込者氏名(フリガナ)
  • 3.所属団体名(施設名または区・課名)
  • 4.所属団体の所在区
  • 5.電話番号
  • 6.Eメールアドレス
  • 7.年代 (20代/30代/40代/50代/60代以上)
  • 8.職種 (社会福祉士/主任ケアマネジャー/保健師等)
  • 9.福祉職経験年数(看護職経験年数含) (   年)※お申込み時点
  • 10.現職経験月数 ( ヵ月)※お申込み時点
  • 11. 連絡事項

※本研修は、横浜市の委託により、特定非営利活動法人よこはま地域福祉研究センターが実施します。