第三者評価事業

わたしたちの目指すこと

第三者評価にはどのような役割があるのか ― 常に私たちは考え続けています

福祉サービスの質の向上を実践・実現していただくのは、受審される福祉施設・事業所であり、福祉施設・事業所の職員の皆様です。

その実現のために、第三者評価にはどのような役割があるのか。調査評価者の方々と評価委員、事務局で常に議論を深め、考え続けています。

社会の課題が多様化、複雑化する中で、子ども家庭、高齢者、障害児者、社会的養護などあらゆる分野で福祉サービスを必要とする人が増えている今だからこそ、福祉施設・事業所は、地域に根差した福祉の専門家集団として、その力を発揮して、個々の利用者の福祉ニーズに応え、さらに地域福祉を耕し支える中心的役割を担っていただきたい。

そのためにも、第三者評価受審という機会を通じて、福祉施設・事業所の職員の方々が日々の実践を見直し、課題を修正しながら、サービスに磨きをかけていただく気付きを得る機会にしていただきたいと思っています。それこそが、利用者の権利擁護を実現します。さらに、普段あまり知られることのない福祉施設・事業所の日々の取組を発信することで、利用者・地域・市民との双方向の理解を深めることにも役立つと思っています。

▲ トップページへ戻る

評価事業の歩み

設立時(2013~2015)

2013年度から事業を開始。横浜市内の保育所について、5年に1度の受審義務化がスタートし、横浜市の保育所の受審率が上がり始めました。また、社会的養護施設第三者評価 評価機関認証取得しました。横浜市里親研修に関連する事業の委託を受けていたこともあり、社会的養護下の子どもや家族、制度の理解に注力しました。

評価件数拡大期(2016~2018)

川崎市福祉サービスと東京都福祉サービス第三者評価機関の認証取得。これを機に評価実施件数が2倍近くに増えました。また、新たに東京都評価の評価者、神奈川県域の新規評価調査者の登録も増え、安定的な実施体制の構築が図られました。

基盤強化期(2019~2021)

神奈川県域の評価基準が統一され、新基準の理解を深めるため、複数回の項目研修を実施するなど、評価調査者研修に注力しました。また、継続して受審してくださる施設・事業所が増えた時期でもあります。

自治体別の受託件数の推移

分野別の受託件数の推移

主な取組

▲ トップページへ戻る