共に生きる社会づくりのためのオンライン講座 第4・5回 開催しました

~ 相談支援を受けるあなた 相談支援を担うあなたへ ~

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この動画はコアメンバー及部 慶 氏が作成してくださいました

第4回 11月13日(土) 講義

日本相談支援専門員協会 顧問 福岡 寿 先生 

講義「地域生活支援と地域生活自立支援」をメインテーマに、ご自身の歩まれてきた、制度の狭間をつないで、ないものは作る、当事者、家族にとっての本当に必要なことを共に考え、障害者自身が地域の中で自立して暮らすために何が必要なのかをお話しいただきました。どんなに重い障害があっても、地域の中に踏み出して、困難や失敗を繰り返し、それに伴走し続ける支援者がいる事。本人中心というからには、本人が自分の意思を持ち、伝え、行動できるような、子どものころからの環境と現在の体制をみんなで作って行く事の重要性を分かりやすく、熱く、楽しく語って下さいました。

 

第5回 11月27日(土) 実践報告

①「今、目指そう、障害児者にとっての地域での自立生活」 

地域活動ホーム ガッツ・びーと西 阿部 浩之 氏

横浜市の中心部にある西区の社会福祉法人型地域活動ホームで、地域の人に出会い、うけとめ、地域の中でのつながりを築いて、支援する人、される人の垣根を超えて、地域で安心して暮らすために取り組んでいることを話していただきました。

②「当事者の輝くレスポンスを宝に 当事者もプレイヤー」

社会福祉法人同会 てらん広場 及部 慶 氏

障害のある人の実際の支援の経過を追った支援movieを紹介して頂き、障害によりその人の願いが妨げられている事は何かを掘り下げて分析し、成人としての対応と生活や動作の再構築を経て、本人や支援者、家族の変化、当事者の願いを伝えてくださいました。

③「これまでの歩み」 

肢体不自由のある障害当事者 田中 真佐美 氏 

双子として出生し、自分だけが歩行できない障害があることに疑問を持った幼少期。特別支援学校の高等部から、大学に進学し、自宅から車いすで公共交通機関を利用して4年間通学し、本当の意味での友人と出会い、活動してきたことを明るく、力強く語っていただきました。家族、支援者、先生、友人と周りの人に感謝し、時に憤ってきたことも率直に語っていただきました。

受講後には、相談支援の現場の方から、「今、ちょうど悩んでいたことにヒントをもらえました」「計画相談で困りごとの解決の前に、その人の願い、どう暮らしたいか、どう生きたいかを話し合えるようにしたい」などの感想がありました。当事者家族からは、「相談の場が多くても本当に欲しい支援や計画にたどり着くのは決して簡単ではない。制度の知識や情報を持っている支援者に出会えるかが大きい」。田中真佐美さんのお話には「実体験を基にしたお話に感動しました」などの感想が寄せられました

 

次回以降のご案内

1/16(日)地域の人々が一緒に集まるinclusionの実践報告

2/5(土)ごちゃまぜで語ろう 対話・対話・対話

いずれも13:00~15:00 ZOOM開催

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